「話せる空気」と「見えない安心」が、職場をやさしくする

こんにちは、野中です🙂
先日、ニキビができたのでドラッグストアに薬を買いに行きました。お会計中に財布を探っていると、レジの女性店員さんが「あらっ、ニキビ痛そうね~💦このお薬ね、女性ホルモンに作用するタイプもあるの!ちょっと待ってて、持ってくるね!🏃🏻♀️➡️」と、わざわざ持ってきてくれて、女性ホルモンに作用するタイプと、男性ホルモンの影響を強めるタイプの違いを丁寧に教えてくれました。自然な気遣いに心があたたかくなりました🥹
ふとした瞬間にかけてもらったひと言で、心がふっと軽くなることってありますよね🪶
気にかけてくれたこと。そっと共感してくれたこと。小さな変化に気づいてくれたこと。
そういうことってそのまま心の中に“残り香”のように残って、時間が経ってもあたたかく息づいている気がします。
働く女性の7割が、会社に対して感じていること👱🏻♀️
さて、先日参加した保険会社の勉強会で「女性特有の健康課題」についてのお話がありました。
私たち保険代理店は「万が一の備え」だけでなく、お客様の「日々の健康を支える存在」でもあるので、このような健康に関するお勉強もします✏️
厚生労働科学研究費補助金を受けた研究班で運営しているホームページに、女性が人生の中で直面する健康課題の一例が図になっていたので参考にしていただけるとわかりやすいと思いますが、女性は、生理、PMS、更年期、妊娠・出産、そして育児など、ライフステージごとに心や体にさまざまな変化を経験します。
https://w-health.jp/introduction/contemporary/
こうして図で見ると、体調にゆらぎがあるのは自然なことだと思いませんか? それでも職場では、「迷惑をかけたくない」「話しにくい」といった思いから、周囲に言えず、病院に行かずに痛みを我慢したり、通院の時間や医療費が気になって無理をしてしまう人も少なくありません。
働く女性の約7割が「職場からの健康や体調への理解や配慮が足りない」と感じており、制度や仕組みの面でもサポートの不足を実感しているそうです。
企業が従業員の健康課題に対して感じている事👨🏻💼
一方で企業側は社員の健康課題に対してどう感じているのでしょうか。
ある調査によると・・・・
- 「支援したい気持ちはあるけれど、どう声をかけていいかわからない」
- 「当事者である従業員から症状を聞く手段がない」
- 「セクハラにならないか不安になる」
- 「制度を整えても、結局使われないまま終わってしまう」といった声があります。
お互いの立場の違いによって気持ちがすれ違ってしまう状況ですね💦
だからこそ今、必要とされているのが、安心して話せる空気🌈声をかけ合える関係性🤝 そして声に出せない時でも支えになる“仕組み”なのだと思います🍀
🌱声に出せない想いを支える、小さな備え
働く人が安心して自分らしくいられる環境をつくることは、企業の大きな責任であり、それが企業価値の向上にもつながっていきます。
たとえば――
・社員が体調を崩したときに安心できるような取り組み
・働きながら治療や介護を続けやすくするための配慮
・相談しやすい空気や、外部の専門家とつながる工夫
・家族も含めて支え合える環境づくり
・日々の健康を気づかうための情報提供や仕組み
最近ではこうした環境づくりに取り組む企業が、少しずつ増えてきました。
働く人とそのご家族の暮らしにそっと寄り添う存在として、制度や仕組みが“支え”になる場面もあります。
私たち保険代理店も、そのような取組みをサポートできる立場でありたいと考えています。
🌍世界共通で一番勇気のいる言葉は、「助けて」だそうです。
その一言が、声にしやすくなる環境に・・・
見えないところで人を支える“仕組みづくり”が、やさしい職場づくりの土台になるのかもしれません。
職場に“見えない安心”をプラスしてみませんか?🌈
みなさまの業種を問わず、働きやすい環境づくりのお手伝いができれば幸いです。
制度や仕組みづくりについてのご相談や、ご質問などがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください🙂