企業防災について
9月1日は防災の日🦺そして8月末~9月5日までは防災週間期間中なので、今回は企業防災についてのお話しです。
ニーズは2年前に企業の経営者・防災担当者さま向けに『防災セミナー』を開催しました。
これはその時のご案内文です。
読んでいただくとお分かりいただけると思いますが、企業の自然災害等に必要な備えは『防災』だけでなく『事業継続』のための備えも必要です❗❗この『防災と事業継続』2つの観点で備えることを企業防災と言います。
なぜ企業防災が必要なのか・・・?
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- 従業員や顧客の命を守る責任があるから
- 災害に伴う損失を抑えるため
- 取引先への被害を抑えるため
- 顧客からの信頼獲得をするため などがありますが、年々災害が増えているので企業防災は今後ますます必要になっていきます。
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一言で企業防災と言っても、何からどう対策を始めれば良いの?と思われると思います。まずは対策を3つに分けることができるので、その上で一つづつ考えていきましょう😊
企業防災対策は①平常時の対策 ②緊急時の対策 ③事後の対策 という3つにわける!
企業防災対策を平常時・緊急時・事後の3つに分けるとすると、それぞれにどの様な対策ができるでしょうか。
①平常時にできる防災対策といえば
- ・建物の点検項目を明確にし、劣化や不具合がある箇所を修繕、解消
- ・ハザードマップの確認・設備リスクの把握
- ・重要データ等の複製
- ・緊急時の行動マニュアルの策定
- ・事業継続計画(BCP)の策定
- ・安否システム導入
- ・避難訓練 など
②緊急時に行う対策といえば
- 建物の雨漏れ箇所養生
- 情報収集
- 安否システムの確認 など
③事後に行う対策といえば
- ・施設の損傷部分の点検・修繕
- ・従業員の安否・避難状況の確認
- ・防災計画、マニュアルの見直し 等
このように分けて考えると整理しながら防災対策計画を立てることができます。
ある防災対策実施状況アンケートで、現在勤めている職場で防災対策が実施されていると回答した人は76%。そのうち『実施してはいるが不十分だと思う』と回答した人の割合は60%というデータがでていました。
今月は風災のリスクもありますので、今一度企業防災について考えてみてはいかがでしょうか。